公共社会基盤システム部の課長であるS・Y。学生時代からプログラミングに没頭し、ITスペシャリストを目指した彼が、医療、金融、官公庁など多くのプロジェクト経験を経て、チームビルディングの大切さを認識し、マネジメントする立場へと進んだ道のりについてお話しします。

学生時代~入社へ
ITのスペシャリストを目指した学生時代と入社の原点
私は2013年に新卒で入社しました。工業高校の情報処理科から4年制の専門学校のITスペシャリスト科へと進み、学生時代は一貫してプログラミングに没頭していたんです。
当時はJavaが主流で、卒業論文でもJavaを扱っていたため、入社後の研修や実務でも文系出身の同期に比べてスムーズに馴染めるというアドバンテージを持ってスタートできたのは良かったですね。
入社当時に描いていたキャリアパスは「10年くらいはプログラマーとして地力を固め、15年目くらいまでにリーダーになれたら」という現実的なものでした。しかし、実際には会社から多くのチャンスをいただき、予想以上のスピードでステップアップしていくことになります。

新人期:医療部
技術の基礎を叩き込んだ自社パッケージ開発
最初の配属先は医療部でした。ここでは、全国の歯科医院で使用される自社パッケージソフトのリニューアル開発を担当することになります。あわせて、そのパッケージと連動してタブレットで入力できる問診票のWebアプリケーション開発にも携わりました。
ユーザーが直接触れる画面周りから、データが保存される基盤部分までを一気通貫で経験できたことは、技術者としての大きな土台となったのを覚えていますね。

若手期:官公庁・自治体向け基幹系・業務系システム
本番環境の重みを知った初の客先常駐
次に経験したのは、現在の公共社会基盤システムの常駐案件でした。国の情報発信基盤を支えるシステムの保守・運用という、極めて公共性の高いプロジェクトです。
初めて他社のエンジニアとチームを組み、最前線でシステムを支える日々は緊張感の連続でしたね。一度障害が起きれば「国からの情報が出せない」という国家レベルのトラブルに直結しますから。
お客様の切実な要望と、開発チーム側の技術的な制約の間で板挟みになりながらも、いかに迅速に現状復旧させるか、そして障害を未然に防ぐためのテストがどれだけ大切かを、身をもって学ぶ貴重な経験となりました。

中堅期:大手銀行
金融最高峰の品質基準に触れる
その後は銀行系の次期システム開発プロジェクトに参画しました。主な役割はテスト工程から入るテスターでしたが、この時期に学んだことは計り知れません。
金融機関のシステムは品質基準が極めて厳格です。大規模プロジェクトがどのような工程を経て、どのように品質が担保されていくのか。その「プロフェッショナルの作法」を吸収したことが、後のマネジメント業務において大きな武器となっています。

リーダー・管理職:公共基盤
日本の景気を支えるシステムの舵取り
入社7年目の2019年に副主任(サブリーダー)を任されたのを機に、私の役割はマネジメントへと大きくシフトしました。その後、主任、課長補佐を経て、2025年には課長を任せていただくことになります。
現在は行政が運営する支援窓口システムの開発に約8年間従事しています。このプロジェクトでは、省庁が発表する全国規模の統計データなどを算出する根幹部分を担当しています。
ニュースで景気判断の指標としてその数字が出るたび、「この裏側を支えているのは私たちのチームだ」という強い自負が生まれるのが誇りですね。

描く未来
後輩への道を拓き、一つの部を牽引する存在へ
以前は技術者一本という「こだわり」もありましたが、今は組織として成果を出す面白さを感じています。
管理職としてはメンバーにただ作業を振るのではなく、「この作業がどんな社会貢献に繋がるのか」というゴールを語ることを大切にしていますね。
セントラル技研には私を引き上げてくれた人格者の上司たちがたくさんいます。今度は私がその役割を担い、ゆくゆくは部長として一つの部を丸ごと牽引し、尊敬する上司たちのように活躍できる環境を作っていきたいと考えています。

メッセージ
これからセントラル技研に入社する方、入社を考えている方へ
これから入社される方には、まず「自分が取り組んでいる作業の目的」を正しく理解し、主体的に動けるようになってほしいと考えています。
単に指示された作業をこなすのではなく、その工程が全体のどこにつながり、何のために必要なのかを把握することで、作業への責任感や達成感は大きく変わります。今後、AIがさらに発展すればプログラミング作業自体は自動化されるかもしれませんが、AIにはできない「業務の要件を固める力」や「お客様の課題を深く理解するスキル」を持つエンジニアの価値はますます高まります。
技術一本に固執するのではなく、変化を楽しみながら業務知識や折衝力を備えたリーダーへと成長していってください。
社内には物腰が柔らかく、私生活のことまで親身に相談に乗ってくれるような人格者が多く、人間関係で悩むことがほとんどない職場です。本人の意欲次第で、上流工程からマネジメントまで幅広く経験できるチャンスがあります。
自分のスキルを正当に評価してほしい、安心して成長したいと思う新卒の方、経験者の方からのご応募をお待ちしています。

